よくあるご質問

Q.IPカメラとその周辺機器の構成は?

A.IPカメラをLANでルーターと接続して、インターネットからルーター経由でIPカメラにアクセスできるようにします。

次世代NVRシステムは、NVRサーバーをインターネット上に構築しますので、皆様のカメラの設置場所に、録画装置などの大型機器を置く必要はありません

ルーターに割り当てられる回線がグローバルIPアドレスであれば、固定IPアドレスを取得しなくても、MyDNS.JPのようなダイナミックDNSを使うことで、カメラに対して次世代NVRシステムからアクセスできればOKです。

また、インターネット上のどこからでも次世代NVRシステムにアクセスができますので、離れた拠点での集中監視や、外出先からスマホで現在の様子を見ることも可能です。



Q.お勧めのカメラは?

A.IPカメラが大前提ですが、映像のクオリティはそのままでデータ量が少ないH.265対応のIPカメラをお勧めします。

最近では4K映像が出力できるカメラもありますが、画質を求めすぎたりサイズを大きくしすぎると、データ量が大きくなりますので、必要に応じてカメラで調整するのがよいでしょう。




Q.データ量は?(トラフィックと記憶容量)

A.IPカメラの映像データ出力を、H.265で1080p(1920×1080)/10fpsと設定した場合、おおよそ1Mbps前後のトラフィック(※)となります。

IPカメラの設定にもよりますが、カメラ一台分の映像を録画し続けると、500MB/時間=12GB/日=372GB/月(31日計算)、となります。

これを目安に、お客様側でIPカメラの画質調整をしつつ、何台のIPカメラの映像を、どの程度の期間記録し続けるかをご検討ください。

※映像シーン(カラー/白黒、被写体の動きの有無)により、データ量はかなり変化します。



Q.イントラネット(閉域ネットワーク)での構築は?

A.イントラネットでも次世代型NVRシステムの構築は可能です。

ただし、録画するためのディスク装置などを自前で用意するか、広域VPNなどを構築しないといけません。弊社ではそのようなシステムも手掛けていますので、ご相談ご用命いただければと思います。

いずれにしても、インターネット経由の次世代型NVRシステムよりは、初期費用とその後の運用メンテナンス費用が膨らむ可能性がありますので、あらかじめご了承ください。



Q.費用感は?

A.初期費用および月々の費用は機器構成によって変わってきます。

この次世代型NVRシステムは、旧来のNVRと違い、物理的な装置を拠点に設置するものではありません。IPカメラ四台分(H.265で1080p/10fps出力)の映像を三ヶ月記録する、という想定での概算費用は以下の通りです。

初期費用
 次世代型NVRサーバー初期設定33,000円~
 IPカメラ登録(NVR側)×4台(※1)8,800円~
 拠点ルーター設定(※2)22,000円~
運用管理費用
 次世代型NVRサーバー簡易管理(※3)22,000円/月~
 録画データ保存容量 1.2TB(※4)13,200円/月~

※1 IPカメラ側の設定は別途かかります
※2 ルーター1台にに対して、静的NAT(ポート転送)設定をIPカメラ四台分行います
※3 NVRサーバーの動作監視、および軽微なメンテナンス対応を日中営業時間内に行います
※4 IPカメラ四台分の映像記録を約一ヶ月程度、保存することを想定しています

上記費用はあくまで例ですので、皆様とご相談をさせていただいたうえで正式にお見積りさせていただきます。まずはお気軽にお問い合わせください。



Q.防犯システム業者の方へ

A.弊社と協業はいかがでしょうか?

防犯カメラ設備を納入したけど、思わぬ時にディスクや録画機器の故障などが発生して、大変ではありませんか?

弊社は皆様と協業することで、Win&Winの関係を築きたいと考えております。

カメラの設置配線などは御社で施工していただき、NVRへの接続設定部分は弊社で行うことで、録画システムのメンテナンスの手間を省くとともに、御社顧客に対しても今までにないメリットをご提供できるものと思います。

御社への卸価格なども合わせて、お気軽にご相談いただければと思います。